気になっている銘柄の第一弾として、デクセリアルズ(4980)の同業他社比較を行いました。
ディスプレーなどの光学材料、電子材料を製造、販売しており、スマホ向けも高い世界シェアを握ってます。業績も連続最高純益を叩き出しています。
まずは業績について比較してみました。

マネックス証券の銘柄スカウターというサービスを利用して同業他社比較を行いました。
*同業他社との比較方法は「1日5分の分析から月13万円を稼ぐExcel株投資 超効率的な「ファンダメンタル分析」入門 (著者:森口 亮氏)」を参考にさせてもらったので興味のある方はご一読ください!
比較として同業他社の三菱ケミカルG(4188)、日東電工(6988)、住友ベークライト(4203)を入れました。
同業他社と比較して、売上総利益率高く、販管費率は低く抑えられており、結果的に営業利益率は高くなっています。業績面では言うことありません。
続いて購入に値するかどうか判断するため、PSR(株価売上高倍率)を比較しました。

銘柄スカウターに時価総額と今期売上高(会社予想)が記載されているので、これからPSRを計算します。(PSR = 時価総額÷今期売上高)
デクセリアルズのPSRは約2.2倍でした。同業他社と比較すると、割安感は薄れているようです。言い換えれば、市場からの増収期待は高いとも受け取れます。
この中では日東電工(6988)も業績面、割安面でバランスが取れており、チャートも長期的には上昇傾向なので、監視の価値があるかもしれません。
以上、デクセリアルズ(4980)の同業他社比較をまとめますと以下のようになりました。
- 売上総利益率高く、販管費率は低く抑えられている。結果的に営業利益率は高く業績は○。
- PSRは約2.2倍でした。同業他社と比較すると、割安感は薄れている(市場からの増収期待は高い)
- 日東電工(6988)も業績面、割安面でバランスが取れており、チャートも長期的には上昇傾向
ご参考ください^^
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