2022年第4週の本命銘柄の一つであるきずなホールディングス(7086)の同業他社比較を行いました。
きずなホールディングスってどんな会社?
家族を中心に少人数で執り行う家族葬における草分け的な存在で、「家族葬のファミーユ」ブランドを中心に直営ホールを展開、「弔家の灯(とむりえのひ)」「イマージュ」など複数ブランドを擁しています。要望にきめ細かく対応するオーダーメイド型葬儀プランが強みの会社です。
きずなホールディングスの業績

マネックス証券の銘柄スカウターというサービスを利用して同業他社比較を行いました。
*同業他社との比較方法は「1日5分の分析から月13万円を稼ぐExcel株投資 超効率的な「ファンダメンタル分析」入門 (著者:森口 亮氏)」を参考にさせてもらったので興味のある方はご一読ください!
比較として同業他社の平安レイサービス(2344)、ティア(2485)、サン・ライフホールディング(7040)を入れました。
同業他社と比較して原価率が低く抑えられており、売上総利益率・営業利益率共に高水準を維持しています。一方販管費率は高めであり、削減しろがあると思われます。
平安レイサービス(2344)は販管費率がかなり抑えられており、営業利益率ベースではきずなホールディングスを上回っています。
きずなホールディングスの割安性
続いて購入に値するかどうか判断するため、PSR(株価売上高倍率)を比較しました。

銘柄スカウターに時価総額と今期売上高(会社予想)が記載されているので、これからPSRを計算します。(PSR = 時価総額÷今期売上高)
きずなホールディングス(7086)のPSRは0.7倍でした。指標的にも同業他社との比較でも割安感があります。
サン・ライフホールディング(7040)はPSR的には最も割安ですが、業績があまり思わしくないようです。
まとめ
以上、きずなホールディングス(7086)の同業他社比較をまとめますと以下のようになりました。
- 同業他社と比較して原価率が低く抑えられており、売上総利益率・営業利益率共に高水準を維持している。
- 一方、販管費率は高めであり削減しろがある。
- PSRは0.7で指標的も同業他社との比較でも割安感がある。
業績面、割安感から十分に購入検討に値すると思われます。
以上、ご参考ください!
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