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グローバルインフォメーション(4171)の今期と過去2期分の決算短信を分析しました。

分析

2022年夏の有望銘柄、グローバルインフォメーション(4171)の今期と過去2期分の決算短信を分析しました。

グローバルインフォメーション(4171)は海外の市場調査レポート販売が主力の企業です。日本国内を中心に韓国や台湾にも展開しています。

2022年夏期の四季報分析で、個人的に有望と判断したためウォッチングリストに入れており、まずは決算短信を分析しようと思いました

参照:はっしゃん決算分析シート

まだ上場まもないため2期分のデータしかありません。今期は決算短信で記載されている会社予測値を入力してます。

1株あたりの資産及び資本ともに右肩上がりです。理論PBRも上昇傾向ですが、実際のPBRは追いついてきていないようです。

参照:はっしゃん決算分析シート

続いて資産価値・事業価値・株価・理論株価の推移です。

事業価値は理想的な右肩あがりです。資産価値は微増という感じですが、前のグラフで資産も資本も増加傾向なので問題ないでしょう。

理論株価は上昇傾向ですが、実際の株価は横ばいです。今後、市場からの評価が得られれば株価も上がると予想しています。

参照:はっしゃん決算分析シート

続いて損益計算書から得られるデータ(売上・粗利・販管費・経常利益)についてです。

売上は毎年20%近い成長を続けているので文句なし。それに伴い粗利・経常利益ともに右肩あがりです。一方、販管費比率は減少傾向なので、コスト削減も進められているようです。

参照:はっしゃん決算分析シート

会社が総資産や自己資本を使って収益を伸ばしているか、減らしているかの指標であるROA(総資産利益率)、ROE(株主資本利益率)も順調に伸びています。

理論PERは上昇している一方、実際のPERは減少してますので、この差を埋め合わすために株価上昇がありうると予想しています。

参照:はっしゃん決算分析シート

最後にキャッシュフロー計算書の各指標です。フリーキャッシュフローが大幅にプラスなので順調そうです。

投資CFはほとんどゼロです。これは大きな設備投資不要でビジネスが回せるコンサルタント会社という形態なので、投資CFがほとんど外に出ていかない様子が見て取れます。

営業CF・FCFが大幅プラスで現金がどんどん社内に蓄積している様子が伺えます。

以上、グローバルインフォメーションの過去2期分と今期の決算短信を分析した結果は下記の通りです。

  • 過去2期は増収増益傾向。特に売上は毎年20%近い伸びを記録している。
  • 売上、経常利益率が伸びている一方、販管費は減少。売上アップとコストダウンが順調に進められている。
  • ROA、ROEは上昇傾向
  • 業績の割に株価、PER、PBRの指標は割安感あり。
  • キャッシュフローは潤沢

今期は2Q経過時点で、売上の進捗率は50%、経常利益・純利益の進捗率は60%程度です。同社は決算が発表されるたびに株価が落ちる傾向がありますが、個人的にはもう少し評価されてもいい会社だと思ってます。

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