デコルテHDの決算分析をしました。

分析

2022年第4週の本命銘柄の一つであるデコルテHD(7372)の今期と過去3期分の決算短信の分析を行いました。

*デコルテHDの同業他社比較はこちら

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デコルテHDはどんな会社?

自社専用スタジオや屋外で撮影する、フォトウエディング(写真だけの結婚式)サービスが主力事業です。子どもや家族の記念写真をスタジオ撮影するサービスも手がけています。フォトウエディングスタジオは全国14拠点、記念撮影スタジオは3拠点で展開。関西ではフィットネススタジオを2店運営しています。

1株資産・1株資本とPBRの推移

参照:はっしゃん決算分析シート

次は、1株資産や1株資本(≒純資産)を3期前から追ったもので、その数字から理論PBRと実際のPBRを折れ線グラフで表しています。

1株資産、1株資本は右肩あがりですが今期予想は横ばいとなっています。

理論PBRも上昇傾向ですが、実際のPBRは横ばいで推移しており、理論PBRと実際PBRの差が開いてきています。PBR1.5〜2.0倍程度で推移しており比較的割安感がありそうです。

株価と理論株価、資産価値・事業価値の推移

参照:はっしゃん決算分析シート

理論株価と実際株価を折れ線グラフで表したものです。理論株価の算出に使う資産価値、事業価値の伸びを棒グラフで表しています。

事業価値は3期前から右肩あがりでしたが今季は低下予想です。

同様に理論株価も3期前から右肩あがりですが、実際の株価は横ばいで推移しています。市場からの評価が追いついていないとも言えるでしょう。

売上に対する各種利益や販管費の比率

参照:はっしゃん決算分析シート

損益計算書の棒グラフと、その数字から割り出した「粗利率」「販管費比率」「経常利益率」の線グラフを重ねたものです。

3期前から粗利率は横ばい、販管費比率は減少傾向、経常利益率は上昇傾向でしたが、今季は経常利益率は低下予想となっています。

ROA、ROEの推移とPER、理論PERの推移

参照:はっしゃん決算分析シート

ROA(総資産利益率)、ROE(株主資本利益率)の過去3期と今期の推移を棒グラフで表し、そこに「理論株価÷EPS」で計算した理論PERと、実際の株価をEPSで割ったPERの棒グラフを記載しています。

ROA・ROEは3期前より右肩あがりでしたが今季は低下予想となっています。

理論PERはやや上昇傾向な一方、実際のPERは低下傾向です。実際のPERは10倍を切っているので、かなり割安感が出ているようです。

過去4期分の積み上げ式キャッシュフロー

参照:はっしゃん決算分析シート

キャッシュフロー計算書の営業・投資・財務CFとフリーキャッシュフロー(FCF = 営業CF+投資CF)を過去3期分、積み上げ式で棒グラフにしたものです。

営業CF・フリーキャッシュフローは大幅なプラスです。投資CF、財務CFはマイナスで投資にも積極的な姿勢が伺えます。

キャッシュフローは問題ないと言えるでしょう。

まとめ

決算短信を分析したところ3期前から順調に成長していましたが、今季は各指標とも低下予想となっています。

しかしここ1年、株価は上昇基調にあります。2022年9月の本決算発表では下落したものの、そこまで大きな下げ幅ではありませんでした。今期の進捗次第といえそうです。

以上、デコルテHD(7372)の決算短信の分析結果をまとめると、下記のようになります。

  • 1株資産、1株資本は右肩あがりだが、今期予想は横ばい
  • PBR1.5〜2.0倍程度で推移しており比較的割安感がある
  • 理論株価も3期前から右肩あがりだが、実際の株価は横ばいで推移。
  • 3期前から粗利率は横ばい、販管費比率は減少傾向、経常利益率は上昇傾向だが、今季は経常利益率は低下予想
  • ROA・ROEは3期前より右肩あがりだが今季は低下予想
  • 実際のPERは10倍を切っているので、かなり割安感がある
  • キャッシュフローは潤沢、投資にも積極的。
  • 株価はここ1年上昇基調。2022年9月の本決算発表では下落したものの、そこまで大きな下げ幅ではなかった。今期の進捗次第と思われる。

以上、ご参考ください!

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