会社四季報(2022年第4集)より選定した銘柄について分析・検証を行いました。
目的は、自分の選別方法が正しかったのかを確認するためです。
スクリーニングの基準
- 売上高営業利益率10% 以上
- 売上高増減率10% 以上
- PER15倍以下
オンライン四季報のスクリーニング機能を使って上記基準でピックアップしたところ、68銘柄が該当しました。
市況の騰落率
9/16 – 12/12の間、日経平均株価の騰落率は+1.0%、トピックスは+1.0%、マザーズETFは+6.3%と推移しておりました。この期間では、ピックアップした銘柄68銘柄中39銘柄が値上がりしました。(29銘柄は下落)
騰落率 上位10傑

値上がりした上位10銘柄をみると、サービス業やその他金融業が各2社と一番多かったです。
黄色のハイライトで囲ったRSテクノ(3445)は特に有望な銘柄として、定期的にウォッチングしておりました。全体で2位の値上率でした。
騰落率 下位10傑

値下がりした下位10銘柄をみると、情報・通信業と化学がそれぞれ3社ずつと多かったです。
会社四季報(2022年第3集)では大幅に値上がりしたFPG(7149)、レーサム(8890)、デクセリアルズ(4980)といった銘柄が軒並み株価を下げてました。
本命銘柄の騰落率
続いて本命銘柄の騰落率は下記のようになりました。

戦績は5勝4敗と微妙な結果でした。。
RSテクノ(3445)は騰落率32.0%とかなり値上がりしましたが、そのほかはパッとしませんでしたね。
9銘柄中、4銘柄で値下がりしたというのは選定が甘かったと言わざるを得ません。
値下がりした銘柄の特徴
値下がりした銘柄(きずなHD、デコルテHD、フロンティアIN、システムロケーション)には次の特徴がありました。
- 目標株価(目標PER✖️1株純利益) ÷ 9/16時点の株価 > 5
目標株価を高く見積もりすぎて、過剰評価していた可能性があります。
今後は目標株価÷現在株価が5を超える銘柄は、なぜその目標株価になるのか、根拠を自分なりに考察したいと思います。
まとめ
会社四季報(2022年第4集)の本命銘柄の戦績は5勝4敗であまりよくない成績でした。
2022年第3集は市況が好調だったこともあり、「チャート形状が良い銘柄=株価が上がる銘柄」というわかりやすい傾向があったのですが、第4集は市況がよくなかったせいもあり、チャート形状の良し悪しはあまり関係ありませんでした。
前の段落でもご紹介したように、【目標株価(目標PER✖️1株純利益) ÷ 9/16時点の株価 ≦ 5】に収まる銘柄、かつ業績がよく、チャート形状が良いものを今後の本命銘柄の基準にしたいと思います。
コメント