レーサム(8890)の財務状況についても分析してみました。

上のグラフの棒グラフは、4期前からの1株(総)資産や1株資本(純資産)、折れ線グラフは理論PBR(理論株価÷純資産)と実際のPBRを示しています。
1株(総)資産や1株資本(純資産)は概ね右肩上がりの傾向が続いています。稼いだ利益を資本に組み込んで1株あたりの総資産や資本が順調に増えていることがわかります。
今期は前期と比較すると、このままのペースで行くと同等ないし微減になる見込みですが、まだ第一四半期なのでさほど心配する必要はないと思います。
理論PBRは2期前に大幅に落ち込んでいますが、これはコロナ禍の影響によるもので、それからは右肩あがりに直近では3倍近くまで上昇しております。
一方、実際のPBRは1倍未満で横ばいの状態が続いておりますので、PBRの観点からみてもかなり割安であることがわかります。
最近株価が上昇傾向にありますので、実際のPBRと理論PBRの乖離が徐々に狭まってくると予想しています。
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