花粉症の季節がやってきましたね。
花粉症の症状を和らげるために、加湿器や空気清浄機を使っている方も多いと思います。
しかし、加湿器と空気清浄機のどちらが花粉に効果的なのでしょうか?
それぞれの違いやメリット&デメリットについて解説します。
結論から言うと、加湿器と空気清浄機は花粉に対してそれぞれ異なる働き方をするので、一概にどちらが良いとは言えません。
ただ体に潤いを与える、電気代が比較的かからないということを重視する人にとっては、加湿器の方がやや軍配が上がるかもしれません。
ただしそれは「メンテナンスをしっかりした上で」と言う前提があってのことです。
その辺のことも詳しく説明していきます!
花粉には加湿器と空気清浄機のどっちがおすすめ?
花粉には加湿器と空気清浄機のどちらがおすすめかというと一概には言えません。
なぜなら、加湿器と空気清浄機はそれぞれ異なる働きをするからです。
- 加湿器は空気中の水分を増やして、乾燥を防ぎます。
- 空気清浄機は空気中のホコリや花粉などの微粒子を捕らえて、除去します。
したがって、加湿器と空気清浄機は花粉に対して異なる効果を持ちます。
加湿器と空気清浄機の違い
加湿器と空気清浄機の違いは、主に以下の3点です。
各要素への影響 | 加湿器 | 空気清浄機 |
---|---|---|
空気 | 相対湿度を上げる | なし |
人体 | 水分を与えて鼻やのどの粘膜を保護 | なし |
花粉 | 水分を与えて落とす | フィルターで補足 |
加湿器は空気・人体・花粉そのものに水分を与えて、間接的に花粉症への効果を発揮します。
一方、空気清浄機は花粉を物理的に除去します。
花粉に対する加湿器のメリット&デメリット
花粉に対する加湿器のメリットとデメリットは以下の通りです。
花粉に対する加湿器のメリット
- 乾燥した鼻や粘膜を保護する
- 花粉に水分を与えることで飛散しにくくなる
- 電気代が比較的安価
花粉に対する加湿器のデメリット
- カビやダニなどのアレルゲンが増殖しやすい
- 部屋の温度や湿度が上がる
- 花粉そのものは床などに残る
花粉におすすめの加湿器は?
加湿器の特徴は間接的に部屋の湿度や人体へ潤いを与えることですが、これがメリットにもデメリットにもなります!
加湿器を使っても花粉そのものは部屋の中に残ります。
再び部屋が乾燥すれば、花粉は飛散するので注意しましょう!
加湿器で花粉対策したいのであれば花粉に特化した機種を選びましょう。
以下の機種は性能はもちろんコストもリーズナブルですよ♪
>> 加湿器は花粉症に効果あるのか?メリットやおすすめ機種を紹介!
花粉に対する空気清浄機のメリット&デメリット
花粉に対する空気清浄機のメリットとデメリットは、以下のようなものがあります。
花粉に対する空気清浄機のメリット
- 花粉そのものを減らせる
- ホコリやカビなどのアレルゲンも除去可能
- 空気を循環させるので室内の空気の質を向上させる
花粉に対する空気清浄機のデメリット
- フィルターを定期的に交換する必要がある
- 電気代が比較的かかる
- 稼働時の音が比較的大きい
花粉におすすめの空気清浄機は?
空気清浄機の特徴は、花粉そのものを除去できることです。
室内の花粉量を確実に減らすことができます。
その分、電気代がかかったり、動作音が大きいなどの弊害もあります。
空気清浄機で花粉対策をしたいのなら、できるだけ風量が大きく花粉に強い機種を選びましょう!
例えばこういうのがいいですよ。
>> 花粉症に空気清浄機は効かない?効果的な使い方やおすすめ機種も紹介
花粉には加湿器と空気清浄機のどっちがおすすめ?まとめ
以上のように、加湿器と空気清浄機はそれぞれ花粉に対して異なる効果を持ちます。
どちらがおすすめかは、個人の症状や好みによって変わります。
加湿器は乾燥した鼻や喉の粘膜を保護する効果がありますが、カビやダニなどのアレルゲンの増殖や温度や湿度の上昇などのデメリットもあります。
空気清浄機は花粉やホコリなどの微粒子を除去する効果がありますが、フィルターの交換や電気代や音などのデメリットもあります。
自分の状況に合わせて、加湿器と空気清浄機のどちらか一方だけを使う場合もあれば、両方を併用する場合もあるでしょう。
花粉症に悩まされないためにも、自分に合った方法で室内環境を整えましょう。
↓関連記事