株式投資に興味があるけれど、具体的にどのような手続きを踏むのかわからないとお悩みの方へ、株式口座の開設から株を買うまでの流れをご紹介します。
初心者から上級者まで、株式投資の流れをわかりやすく解説し、銘柄選びのコツや売買のタイミングなども紹介します。
この記事を読めば、スムーズに株式投資に開始できるでしょう。さあ、一緒に投資のステップを踏み出しましょう!
株式投資口座の開設方法と必要書類
株式投資口座の開設方法と必要書類は、証券会社によって異なる場合がありますが、一般的には以下のようなものが必要です。
- 身分証(運転免許証、健康保険証、パスポートなど)
- マイナンバー確認書類(マイナンバーカード、通知カードなど)
- 銀行口座
- 印鑑(シャチハタ不可)
口座開設の申込み方法は、ネット、郵送、電話などがあります。
ネットで申込みをする場合は、スマートフォンの個人認証専用アプリを使ってマイナンバーカードを読み取ることで、最短当日に口座開設が可能です。
株式投資口座を開設する際には、手数料やサービス内容などを比較して、自分に合った証券会社を選ぶことが大切です。
ちなみに私の愛用している松井証券は、オンライン(画像アップロード)申込の場合は最短3日、郵送で申込書を取り寄せる場合は、最短1週間で口座開設ができます。
松井証券で口座開設の必要書類や郵送でかかる日数&口座維持費は?手順も解説!
ネットで申し込みするのが一番効率が良いですね。
株式投資口座への入金方法の選択
次に、株式投資口座への入金方法を選択します。
株式投資口座への入金方法は、証券会社によって異なりますが、一般的には以下のようなものがあります。
- 即時入金:オンラインで手続きを行うと、証券口座にすぐに反映されるサービス
- リアルタイム入金:Webサイトで振替手続きを行うと、証券口座にすぐに反映されるサービス
- 銀行振込:銀行口座から証券口座に振り込む方法
- 振替入金:ゆうちょ銀行の口座から証券口座に振り込む方法
入金方法によっては、手数料や反映時間が異なる場合がありますので、ご注意ください。また、入金方法の詳細や手順は、証券会社ごと異なりますので各社のWebサイトでご確認ください。
手数料や入金スピードを考慮し、自分に適した方法を選びましょう。
ちなみに松井証券では次の4種類の入金方法が用意されてます。
- ネットリンク入金: 利用可能金融機関の契約口座から、即時(リアルタイム)に振込入金するサービス
- らくらく振替入金: 登録した銀行口座からリアルタイムで証券口座へ入金するサービス
- 定期入金:毎月27日(休業日の場合は翌営業日)に決まった金額を銀行口座から自動で引き落とし、その5営業日後に証券口座へ入金するサービス
- 銀行振込入金:ATM・銀行窓口等から、専用の「入金先銀行口座」に振込むサービス
株式銘柄選びのコツ
銘柄選びのコツについては、様々な方法や指標がありますが、一般的には以下のようなポイントを意識すると良いです。
- 業績の推移や事業内容から、企業の将来性に期待できるかどうか。
- 利益や売上が右肩あがりか?
- 配当利回りは高いか?(3%以上など)
- PERなどの指標が割安か(10%以下など)
- チャートは上昇トレンドか?抵抗線や支持線を突破しているか?
以上のように、銘柄選びには様々な視点や指標がありますが、実際に投資経験を重ねて、オリジナルの勝ちパターンを試行錯誤していくのが最も効率的です。
株式の注文方法
株式売買の注文方法には、主に「指値注文」と「成行き注文」の2種類があります。
「指値注文」は自分が希望する株価で売買することを優先する注文方法です。
例えば、「1000円より安ければ買いたい」「1200円より高ければ売りたい」というように、値段を指定します。
「成行き注文」は売買の成立を最優先させて約定しやすくする注文方法です。
例えば、「今の相場で買いたい」「今の相場で売りたい」というように、値段を指定しません。
指値注文は、希望する株価になるまで待つ必要がありますが、成行き注文は、すぐに約定する可能性が高いです。いわゆる損切りしたい時など、その場から撤退したい時などによく使われる注文方法です。
ただし、成行き注文は、約定した時点の株価が予想と異なる場合もありますので、ご注意ください。
株式売買のタイミング
株式売買タイミングの大前提は「安く買って高く売る」が基本です。
その前提を踏まえた上で以下のような手法があります。
- 目標の損益で売買する: 購入する銘柄について、あらかじめ期待する利益と負える損失を決めておき、その金額に達した時に売買する方法です。
- 月末や週末などで区切って売買する: 最もシンプルなタイミングとして、期間で区切ってしまう手もあります。
- チャートの上げ下げで売買する: 株価の動きをグラフで表したチャートを分析して、安値や高値のサインを見つける方法です。
- 7月から9月の間や10月25日の15:00など、季節や時間帯で売買する: 株式市場には周期性があり、特定の時期や時間帯に株価が上昇しやすい傾向があるという説があります。
以上が、株式売買の理想的なタイミングを判断するための方法です。一概にどれが良いか、またその人に向いているかというのは分かりません。
自分自身で投資経験をつみ、あった方法を見つけていきましょう!
取引成立(約定)
株式売買が成立して約定すると、以下のような手続きを踏む必要があります。
- 約定したら、証券会社から「取引(売買)報告書」が送付されます。この報告書には、売買した株式の銘柄や数量、約定価格や手数料などが記載されています。
- 約定日を含めて3営業日目に、売買代金と株式の受渡しが行われます。これを「決済日」と呼びます。売った場合は、証券口座に売却代金が入金されます。買った場合は、証券口座から購入代金が引き落とされます。
- 証券口座に入金されたお金は、出金することができます。出金方法は証券会社によって異なりますが、一般的にはインターネットや電話で申し込むことができます。
以上が、株式売買が成立して約定するときの手続きの流れです。
まとめ
以上、株式口座の開設から株を買うまでの流れや、銘柄選びのコツや売買のタイミングもご紹介しました。
株式投資は、口座開設から銘柄選び、売買方法の理解までステップを踏むことが大切です。
情報収集を欠かさず、リスク管理をしっかり行いながら、投資を楽しみましょう。
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