WBC2023での活躍に留まらず、メジャーでの本塁打王というタイトル獲得にまで到達した大谷翔平選手。
結果として史上最高年俸でドジャースに移籍した大谷翔平選手ですが、2024年の年俸や過去からの推移、その手取り、税金、スポンサー収入、2025年の予想など、気になるスタープレーヤーの「お金まわり」を調べてみました。
大谷翔平の年俸推移
日本在籍時から、前人未到の二刀流でプレーし投打ともにレギュラークラスを超える活躍をしてきた大谷翔平選手、その年俸の推移を見ていきましょう。
日本プロ野球在籍時
高校卒業時からメジャー挑戦を表明していた大谷選手ですが、日本では二刀流やメジャー挑戦を容認した大谷ファーストの契約を提示した日本ハムファイターズに所属。
年度ごとのトピックと合わせて年俸を振り返ります。
【日本での年俸】
■2013年:年俸1500万円/2012年に契約金1億、で入団。投手で3勝。
■2014年:年俸3000万円/投手で11勝、打者で本塁打10本。
■2015年:年俸1億円/投手で15勝、最多勝、最高勝率、最優秀防御率のタイトル獲得。
■2016年:年俸2億円/投手で10勝、打者として本塁打22本、打率,322の大活躍。
■2017年:年俸2億7000万円/怪我のため出場減、投手3勝、本塁打8本。
大谷選手の年俸はうなぎ上りですが、お金に頓着のない彼は月20万円のお小遣い以外は全て両親に預けていたようですね。
たまに「贅沢をした」といってコンビニでスイーツを買っていたそうです。
メジャーリーグ移籍後
NPBでの実績を持ってMLBでも二刀流としてエンゼルスに移籍。
「25歳以上で自国でプロ6年以上」という条件でメジャーの米国選手と同等の契約となる条件があるため、国内経験5年の大谷選手は当初はアマチュア契約でした。
【MLBでの年俸】 ※1ドル145円で日本円に換算。
■2018年:6000万円/投手4勝、本塁打22本で新人王獲得。
■2019年:7000万円/肘の怪我で登板抑制、本塁打18本。
■2020年:2億6000万円/肘の怪我で出場抑制、投手1敗、本塁打7本。
■2021年:3億1000万円/投手9勝、本塁打46本、100打点でシーズンMVP獲得。
■2022年:6億3000万円/史上初の規定投球回数、規定打席の両達成。投手15勝、34本塁打。
■2023年:43億4000万円/44本塁打でタイトル獲得、投手10勝もあり、2度目のシーズンMVP。
投打ともに大きな実績を挙げた2022年実績を加味した2023年の年俸はメジャートップクラスです。
大谷翔平の2024年俸
10年間で7億ドル=約1014億円の超大型年俸契約でドジャースに移籍した大谷選手の2024年の年俸を調べると、驚きの結果となりました(※以下Xとは為替レートの関係で誤差あり)。
2024年の大谷選手の年俸はなんと2億9000万円。
これは、本人の希望により約97%を後払いにした契約によるもので2033年まではこの年俸、2034年以降2043年までは、年に約98億6000万円を受け取る形になっていました。
手取りは?
大谷選手の収入を「言葉の通り10年で1014億円」とした場合に、手取りがどうなるのかを見てると、約417億円となるそうです。
年単位で換算すると年間の手取りは約4.17億円ですが、この金額は、極小国の国家予算に匹敵する水準なのだとか。
しかし、高額な年俸を貰いながらも大谷選手は「安全で休めればOK」と言って家賃50万円の部屋に住んでいます。
この家賃はメジャーでも相当安い方だそうです。
税金は?
収入と手取りの関係から「約597億円は税金」となりますが、収入の6割強が税金とは、その額もワールドクラスですね。
税金の内訳は以下の通りです。
【大谷選手が支払う税金】 総額約597億円 ※1ドル145円計算
・米連邦政府への税金:約375億円
・州への税金:約124億円
・ソーシャルセキュリティ税:約2323万円 ※老齢者、遺族、障害者保健
・メディケア税:約14億円 ※老齢者、障害者医療保険
・州の傷害保険:約11億円
主なスポンサーとそこからの収入は?
大谷選手の収入は年俸だけではありません。
各種スポンサーからのスポンサーフィーの合計は、2023年に6.6億円といわれています。
大谷選手のスポンサーは、SAVAS、西川、SEIKO、JAL、Hugo Boss、オークリー、バンテリン、ポルシェ、コーセー、ニューバランスとなっています。
野球関連の用具以外に健康管理のための寝具メーカーやサプリメントメーカー、医療品が含まれていることがわかります。
「趣味は野球」と言われるほど野球を愛する大谷選手らしいラインナップですね。
尚、自己顕示や物欲の少ない大谷選手は高級車や高級な洋服、時計を買い求めることはなく、スポンサー企業が提供してくれるもので十分なのだとか。
スポンサーから見て、提供品で十分な側面はありますね。
とはいえ、野球以外にお金を使わない大谷選手の金銭感覚には、驚きを隠せません。
大谷翔平の2025以降の年俸予想
大谷選手の契約形態から、2024年〜2033年までは年俸が2億9000万円であることがわかりました。
チームのオーナーが変わるなどの契約変更オプションがない限りは、基本的にはこの年俸となり、2034年以降の10年間は、毎年98億6000万円の年俸を受け取ることになります。
この契約で、大谷選手が「お金のためにプレーしているのではない」ことが見えてきますね。
現役中の自身の年俸が低く抑えられれば、万が一自分に何かあっても、チームには補強の余力が残るため、チームにもメリットがある訳です。
ある意味では、現役を退く年齢まで年俸の受け取りを伸ばした堅実な契約とも言えます。
しかし、サイヤング賞や三冠王などの大きなタイトル獲得による特別ボーナスがある可能性も十分考えられますね。
大谷翔平の年俸推移2024まとめ
大谷選手の年俸について驚きの事実がわかりましたね。
・2024年に10年間で1014億円の年俸でドジャースと契約。
・2024〜2033年は、年間2億9000万円を、2034〜2043年に年間98億6000万円を受け取る。
・10年間の契約上の手取り(試算)は約417億円、税金は約597億円に上る。
・スポンサーフィーは2023年に年間6.6億円、野球に関連する企業も多い。
プレーの質や実績、選手としての姿勢、人間性から年俸規模や契約形態に至るまで、超ワールドクラスの大谷翔平選手から、当分の間、目が離せそうにありません。
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