2022年第4週の本命銘柄の一つであるじげん(3679)の同業他社比較を行いました。
じげんってどんな会社?
求人や不動産情報など複数のネットメディアをテーマごとに一括検索できる集約(アグリゲーション)サイトの運営を手がけています。一括検索、閲覧、応募ができる点が強みで、集客に対する成果報酬型の課金設定に特徴を持っている会社です。
じげんの業績

マネックス証券の銘柄スカウターというサービスを利用して同業他社比較を行いました。
*同業他社との比較方法は「1日5分の分析から月13万円を稼ぐExcel株投資 超効率的な「ファンダメンタル分析」入門 (著者:森口 亮氏)」を参考にさせてもらったので興味のある方はご一読ください!
比較として同業他社のカカクコム(2371)、ニフティライフ(4262)、リブセンス(6054)を入れました。
同業他社と比較して原価率が低く抑えられており、売上総利益率は高水準を維持しています。一方、販管費率は同業他社と比較して高めであり、結果的に営業利益率が低くなっております。
同業他社のニフティライフ(4262)は売上総利益率はじげんに劣るものの、販管費率がかなり低く抑えられており、営業利益率ベースではじげんを上回っています。
じげんの割安性
続いて購入に値するかどうか判断するため、PSR(株価売上高倍率)を比較しました。

銘柄スカウターに時価総額と今期売上高(会社予想)が記載されているので、これからPSRを計算します。(PSR = 時価総額÷今期売上高)
じげん(3679)のPSRは2.2倍でした。指標的にはやや割安といったレベルではありますが、同業他社との比較では優位性はないようです。
カカクコム(2371)は業績的には非常に優秀ですが株価はかなり割高です。一方、ニフティライフ(4262)は業績も優秀かつ割安感もあります。
この中ではニフティライフ(4262)が一番魅力的です。株価チャートを見ても最近底打って上昇トレンドに転じてきてますので、監視の価値がありそうです。
まとめ
以上、じげん(3679)の同業他社比較をまとめますと以下のようになりました。
- 同業他社と比較して原価率が低く抑えられており、売上総利益率は高水準を維持している。
- 一方、販管費率は同業他社と比較して高めであり、結果的に営業利益率が低くなっている。
- PSRは2.2で指標的にはやや割安感があるが、同業他社との比較では優位性はない。
- 同業他社のニフティライフ(4262)の方が業績も優秀かつ割安感もあって魅力的。株価は底を打って上昇に転じてきているので監視の価値あり。
以上、ご参考ください!
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